【人事評価】適正評価と人事評価
人事評価が「その人の仕事や成果、行動を評価」するのに対して、適正評価(アセスメント)は「その人の将来の可能性や仕事や役割への適性を評価」します。人事評価は「一定期間中の職務活動の事実」を事後評価として行いますが、適正評価は「将来の適性を見据えて行う」事前評価です。また評価の対象も、人事評価は「目標に対する達成度や行動結果」であるのに対し、適正評価は「人間性や価値観を含めた総合人物評価」となります。
人事評価が「上司が主体となって日常の職務活動」を評価するのに対して、適正評価は「人事部門や外部の専門家が非日常のテストや研修の形式」を通して評価することが多い、というように対称的なので、目的によって混同しないように使い分けたい。
(和田)
DATE : 2015/10/28