【人事評価】人事評価では、評価対象となる行動事実を明確にする
あいまいになる傾向がある行動(能力)評価においては、被評価者に「求める行動」である評価項目を意識しながら、評価の対象となる「行動事実」をとらえていきます。
その際、評価の対象として適切でない事柄を取り上げてしまわないよう、以下の点にも注意が必要です。
a.行動の「結果」は取り上げない…成果とプロセス(行動)は切り離して考える
b.事実でないことは取り上げない…噂、憶測、印象などは排除する
c.評価期間外のことは取り上げない…過去の行動や評価を引きずらない
d.評価期間全体の事実を取り上げる…直近の行動や特定の事実に偏らないように
【コンサルタントプロフィール】
和田一男 (株式会社ブレインパートナー 代表取締役 組織変革・営業変革コンサルタント) 北海道小樽市出身。(株)ヒューマン・キャピタル・マネジメント取締役。大学卒業後、1985年(株)リクルート入社。2000年独立し、(株)ブレインパートナー設立、代表取締役就任。経営力強化、実行力強化支援、営業力強化コンサルティング、実行機能としての組織構築、組織変革コンサルティング、人材育成、人事評価制度構築、目標管理制度運用支援を行っている。著書「30歳からの営業力の鍛え方」(かんき出版,2006年)、「ドラッカー経営戦略」(明日香出版社,2012年) |
DATE : 2018/11/06