【人事評価】効果的な人事評価面談の方法
人事評価の結果を本人に知らせることをフィードバック面談と言います。フィードバックとは「鏡に映ったように客観的な姿を本人に気づかせる」面談スキルです。人事評価面談では、評価結果を伝えるとともに、面談を通じて育成課題を明確にし、次の成長につながる前向きなきっかけを与えなければなりません。
人は他者の長所・短所については気づきやすいですが、自分の長所・短所というものは意外とわかっていません。自分自身を客観的に見つめることは、とても難しいことですが、もし自分の長所が分かればそれをさらに伸ばすことができます。
マネジャーが部下を積極的に評価をし、自信を持たせるフィードバックによって自己の長所や次の成長につながる短所に気づけば、部下の可能性を広げることもできます。
フィードバックで自分自身を客観的に認識してもらってから、必要に応じて部下にアドバイス(助言する、指導する)することが有効なのです。
【コンサルタントプロフィール】
和田一男 (株式会社ブレインパートナー 代表取締役 組織変革・営業変革コンサルタント) 北海道小樽市出身。(株)ヒューマン・キャピタル・マネジメント取締役。大学卒業後、1985年(株)リクルート入社。2000年独立し、(株)ブレインパートナー設立、代表取締役就任。経営力強化、実行力強化支援、営業力強化コンサルティング、実行機能としての組織構築、組織変革コンサルティング、人材育成、人事評価制度構築、目標管理制度運用支援を行っている。著書「30歳からの営業力の鍛え方」(かんき出版,2006年)、「ドラッカー経営戦略」(明日香出版社,2012年) |
DATE : 2018/11/16